26新卒の皆さんへのメッセージ
ウサギとカメが競争する童話を耳にしたことがあるでしょうか。
この物語では、ウサギとカメを通して、
「長い目で見れば、多少不器用でも地道に継続することが大切だ」
という教訓が語られていました。
その時、私たちは誰もがその教えを違和感なく受け入れたはずです。
けれども、成長するにつれて、私たちの多くが「ウサギになりたい」と願い、
速さや目立つ成果を求めて努力を重ねてきたのではないでしょうか。
しかし、大きなことを成し遂げるためには、派手で目立つことだけがすべてではありません。
日々の仕事はシンプルかもしれませんが、その小さな積み重ねが大きな成果を生むのです。
私たちは、困難な時に不器用でも誠実でひたむきな姿勢で取り組むことができる
「カメのような人財」、そしてそのような人たちが
協力し合って大きな目標に向かって努力することこそが、
本当に偉大なことを成し遂げる唯一の道だと信じています。
当社には、そんなカメのような人財を賞賛し称える文化があります。
志を持ち、誠実でひたむきに進むカメのようなあなたへ。
当社の門を、どうか叩いてください。
私たちは、まずは目の前にいるひとりの人を最も大切にすべきだと考えています。
目の前の人にさえ影響を与えられない人が、それ以上のこと、
例えば地球の裏側の人にまで影響を及ぼすことなどできるわけがありません。
「World = 1 person」、つまり、ひとりの人こそこの瞬間の「世界のすべて」なのです。
まずは家族や同僚といった身近な人に良い影響を与えられる人財であってほしいと願っています。
しかし、それだけにとどまる必要はあるのでしょうか。
特別な才能を持たない一個人が世界規模で影響力を持つことは難しいかもしれませんが、
それを可能にする方法があると信じています。
それが「組織」です。
天才ではない一般の人でも、力を合わせることで大きなことを成し遂げられます。
ビジネスというフィールドで仲間とともに独自の価値を磨き上げることにより、
ひとりひとりには特別な才能がなくても、大きな影響力を生み出す。
それは日本に閉ざされることなく、世界規模に広げることも可能になる。
当社は、このような想いをもって現在も代表取締役社長としてグループを率いる
岩田進によって創業され、現在もこの創業の精神を大切にしています。
理念実現の先に広がる理想の社会。
私たちはそのまだ見ぬ理想の世界をYRGLMと名付けました。
まだこの世に存在しない未来像を示すために、既存の言葉に由来を持たない
「意味を持たない文字列」を語源としました。
どこにもない企業を目指すために選んだ、どこにもない名前です。
いくつかの踊り場を迎える時期もありましたが、
決して諦めることなく、変化を恐れずに挑戦を続けた結果、
2000年の創業以来、24期連続で増収を達成しています。
当社グループは、2000年の創業以来、
さまざまなプロダクトを開発し、社会に貢献してきました。
そして、2023年11月に発表した中期経営方針「VISION2027」では、
プロダクト開発会社から、プロダクトと高度な専門知識を持つ
人材を活用して顧客のビジネスを支援するビジネスパートナーへと
進化することを目指しています。
具体的には、「マーケティングプロセス支援領域」と
「コマース支援領域」を事業の中心に据え、
日本が直面する社会課題の解決に貢献することを目指しています。
これを「イルグルムのWエンジン」として、
グループ全体で取り組んでいます。
当社社員が当社を選んだ理由として
挙げられるのは、主に以下の3つです。
当社には、ともに助け合い、切磋琢磨できる仲間、また信頼し尊敬できる先輩社員がいること。なぜそのような人材が多いのかといえば、それは当社のビジネスモデルと密接に関わっています。当社の事業は「売って終わり」ではなく、顧客に継続して利用していただくことではじめて当社にも利益が生まれるため、全社員が常に顧客の成功を考える文化があります。ぜひ当社に訪れて、実際に社員と話をしてみてください。
社員個人の成長環境のためには、会社自体が成長していることが重要です。当社は24年連続で増収を達成し、安定して成長を続けています。また、教育体制も整っており、優秀な人材が早期にキャリアをステップアップできる環境が用意されています。
当社の事業は、社会の課題解決に貢献するためのものです。独自性の高いサービスを提供し、業界でシェアナンバーワンを誇っているため、多くの顧客から求められ、信頼されています。こうした誇りを持てる事業内容が、やりがいにつながっています。
※1 2024年8月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
※2 ECマーケティング株式会社が行ったネットショップ動向調査において「月商1,000万円以上で利用されているカートシステム」利用数にてNo.1を獲得